Before (改善前)
産業用機械・装置カバーや工作機械のカバーでは同形状の留め具などを使用することも多々存在します。しかし、通常これらの留め具は上図のように使用箇所により穴の大きさや位置が異なり、それぞれを別々の部品として生産をしていることがありました。一度の生産ロット数も少なく、部品の生産管理も難しく、それにより加工コストが高くなる原因になっていました。
V
After (改善後)
同形状で穴の位置が異なるものなどであれば、上図のように1 つの共通部品に集約することも可能です。部品の共通化により部品点数を削減することができ、在庫管理を簡素化する事ができます。また、別々の部品として複数のラインを組んでいたものを1 つの部品としてま
とめて生産できるため、部品自体の短納期の実現や、部品自体のコストダウンも実現することができます。