Before (改善前)
ナットにも種類は様々ありその機能や価格はピンからキリまで存在します。しかしながら、ナットは小型の部品であるため、機能や価格の差を把握できていないケースがよくあります。例えば、カレイナットはスチール母材だけでなく、溶接に不向きなアルミ、ステンレスにも
圧入方式でナットを取り付けることができます。目的用途によってしっかりと選定をしないと最終的に大きな価格の差が生じることもあります。
V
After (改善後)
※カレイナット、プレスナットについては、材質、板厚によって使用する製品が変わってきます。一般的には比較的、カレイナットのほうがコストが高くなります。
ナットは形状により許容できる取付強度やその力方向もことなります。使用箇所の仕様に適したナットを選択することが重要です。今回は上下方向の圧力であれば十分に耐えられるプレスナットを選択することでコストダウンに成功しました。設計の時点で仕様に合わせたナッ
トを選択することができれば、大幅なコスト改善につながります。