Before (改善前)
SS400 t3.0指示図面
連結プレートの設計図面にて材料が「SS400 t3.0」とフラットバーを加工することを前提にした指示をされることがあります。
しかし板金、プレスの会社は設備によってフラットバーでの加工を得意とする会社と、板材からの加工を得意とする会社があるため内容によっては製作コストが上がってしまう場合が出てきます。
V
After (改善後)
材質に「SPHC(SPCC)t3.2でも可」と追記した図面
連結プレートの設計図面に材料が指定されていることがありますが指定材料を加工するにあたって得意な加工かどうかに応じて製作コストが変わってくることがあります。そこで強度面や板厚がt3.0、t3.2どちらでも影響がなければ設計図面に「SPHC(SPCC)t3.2でも可」の記載を追記する事でコストを抑えられる場合があります。
POINT(要約)
連結プレートだけではありませんが、指定材料を加工するにあたって得意な加工かどうかに応じて製作コストが変わってくることが多くあります。強度面や板厚が少し変わっても設計上、あまり影響が出なければ図面上に「SPHC(SPCC)t3.2でも可」などの追記を記載していただくことで、製作コストを抑えれる場合があります。※複数の材質、板厚を記載された場合はどの組み合わせがコストを抑えられるかなどの詳細確認をとっていただく必要があります。